千葉県白井市で活動している児童合唱団です。ミュージカルにも挑戦しています。新団員を随時募集中です。

■2015.4.4（土）第13回定期演奏会　白井市文化会館大ホール（なし坊ホール）

第１３回定期演奏会を開催いたしました。

■第１部■

「はじめのことば」の後、副団長による「来賓紹介」を行いました。
今年は白井市長と一緒になし坊とかおりちゃんが来てくれました。

 

私たちの愛唱歌　「宝島」「地球星歌」「Ｕ＆Ｉ」「永遠のキャンパス」 

 

ミュージニアクラス（中学生以上のクラス）の紹介　「ほうけた母の子守歌」
中学生以上の団員と卒団生を中心とするミュージニアクラスでは、部活動などで忙しい中、月１回集まり、楽しく実りある練習をしています。組曲『IN TERRA PAX～地に平和を～』より「ほうけた母の子守歌」をアカペラで披露しました。

 

 次に、この春中学生になったばかりの団員（有志）も加わり、昨年度ＮＨＫ学校音楽コンクール中学校の部課題曲「桜の季節」を演奏しました。

 

 

■第２部■

 

第２部曲紹介
児童のための合唱組曲『虫の絵本』より、「テントウムシ」「チョウチョウ」「ガガンボ」「セミ」の４曲を演奏しました。
１曲ごとにそれぞれの曲の詩の朗読をしました。
そして、何と『虫の絵本』の作曲家である吉岡弘行さんが会場にいらしていました。
演奏を聴き、お褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。
続いて、第３部のミュージカル紹介を行いました。

		♪テントウムシ
				♪チョウチョウ
		♪ガガンボ
♪セミ

 

 

■第３部■　ミュージカル「魔弾の射手」

 

昔々のドイツでのお話。
オトカール侯爵の領地で行われる射撃大会。優勝者は新しい森林官に任命され、現在の森林官クーノーの美しい娘アガーテと結婚できることになっていました。
アガーテの恋人の猟師マックスは誰もが認める射撃の名手でしたが、最近はスランプで農夫のキリアンや村人たちにからかわれていました。このままだと森林官の地位はおろか、アガーテとも結婚できません。思い悩むマックスに「百発百中のすばらしい弾を持っているから試してみないか？」と同僚猟師のカスパールがささやきました。さて、その弾とは一体…？

 

ホルンとトロンボーンによる「♪序曲」でミュージカルが始まりました。

賢者によると、カスパールは悪魔ザミエルに魂（たましい）を売って、７つの魔法の弾丸を手に入れました。６発はカスパールの思いのままに命中し、最後の１発はカスパールの命を奪うものでした。しかし、もうその最後の１発しか残っていませんでした。そこでカスパールは、自分の身代わりにマックスをザミエルのところへ連れていくため、呪いで射撃の邪魔をしていたのでした。

～村の広場にて～

 

農夫キリアンが見事的を命中し、村人たちはほめたたえ「♪勝利の合唱」を歌い、喜びの行進が始まりました。

それを見ていたマックスは落胆し、そんなマックスをキリアンと村人たちはからかいます。
「♪キリアンの歌と笑いの合唱」　♪さぁ猟師のだんな様よ　私を射撃の王と認めますかね～♪　楽器隊と合唱隊による演奏も加ります。
からかうキリアンを「おれにかまうな、さもないと…！」と思わず猟刀で切りつけるマックス。

そこへ森林官クーノーが現れ、先祖代々、森林官になるには時の侯爵の命令に従って、「一発試し」で弾を的に命中させなければならず、成功すればその日のうちに森林官の職を与えられ、その娘とも結婚ができると村人に話します。
うかれるキリアンは明日行われる射撃大会を前に、村人たちを居酒屋へ誘い「♪ワルツ」を踊ります。

～カスパールとマックス～

落胆してるマックスに同僚の猟師カスパールが近寄ります。
「百発百中の弾を持っているが試してみないか？」と自分の銃をマックスに渡し、空を的に撃ってみるようにとせかします。
すると、見事な大鷹に命中しました。
その弾は魔弾でした。カスパールはマックスに夜中の１２時に狼谷（おおかみだに）へ来るように告げます。そこでその魔弾をマックスのために作ってやるというのでした。「誰にも言うな。」と。
ワラにもすがりたいマックスは迷いながらも狼谷へ行く決心をします。

 

～アガーテの家～

 

「♪美しい星の夜に」森林官クーノーの娘で、マックスの恋人であるアガーテが運命の日を前に歌います。
そして、明日の射撃大会を前に怖い夢を見たことを、従姉妹のエンヒェンに打ち明けます。
怖い夢とは、自分が白い鳩になって空を飛んでいると、マックスに鉄砲で撃たれてしまい、落ちたら自分はアガーテに戻ったけれど、そばに大きな黒い鳥が血まみれになっていたという夢でした。
エンヒェンはそれは逆夢だとなぐさめます。そこへマックスがやってきて、これから狼谷へ行くと伝えます。
アガーテには「君を守る幸運を見つけた。そして、今日仕留めた大鷹を狼谷へ取り行んだ…。」とウソを付いて…。

 

～狼谷～

「♪狼谷の情景１」
狼谷では、カスパールが悪魔ザミエル呼び寄せます。
そして、いけにえを連れてくる代わりに、明日の朝にせまった自分の約束の期限を延ばして欲しいと頼みます。

 

～弾丸づくり～

カスパールはマックスの到着を待っていました。
マックスは狼谷の恐ろしい情景に怖気づきながらも、アガーテとの未来のためにカスパールの元へ向かいました。
マックスはカスパールが悪魔の手先であることを知り、魔弾に手を出したことを後悔しながらも後には引けず魔弾づくりを見届けます。
「♪狼谷の情景２」
「ひとーつ」「ふたーつ」「みーっつ」「よーっつ」　かまどで弾を溶かし一つ一つ弾を作り上げるカスパール。
「♪狼谷の風景３」
「いつーつ」「むーっつ」　悪魔たちが周囲を漂います。
「♪狼谷の風景４」
「ななーつ」　ついにザミエルが現れました。

 

～花冠の場　アガーテの部屋～

いよいよ射撃大会の日。アガーテ、エンヒェン、村の女たちがアガーテの花嫁衣裳の支度をしていました。
エンヒェンは「♪花冠の合唱」を歌います。
そこへ花冠が届きます。箱を開けてビックリ。なんとそれはお葬式の花冠だったのです。
不吉な予感を打ち消すように、村娘は言いました。
「この前、賢者様が、この白いバラで花嫁の冠を編むようにとくださったの。」と。
女たちは賢者からもらった花瓶の白いバラの花で花冠を編み、アガーテにかぶせます。

 

～射撃大会　村の広場～

オトカール侯爵を迎え、村の広場で射撃大会が行われています。魔弾を使ったマックスは射撃大会で優勝しました。
「♪狩人の合唱」で村人たちは狩人たちの健闘を称えます。
そしてついに、オトカール侯爵は運命の「一発試し」をマックスに命じました。
「向こうの木の枝に止まっている白い鳩を撃ち落してみよ。」と。

マックスは７発目の魔弾を銃に込め、鳩を狙いました。
「ああ、鳩を打たないでください。あの鳩は私です。」と叫ぶアガーテの声も届かず、マックスは発砲しました。
すると、アガーテとカスパールの２人が胸を押さえ倒れてしまいました。

魔弾が射止めたのはカスパールの命でした。
叫ぶカスパールの前に現れたザミエルを賢者は杖を振りかざし聖なる力で追い払いました。
悪魔はさり、アガーテは起き上がりました。歩み寄るマックスとアガーテ。
マックスはカスパールの誘惑に負け、悪魔に魂を売って魔弾を手に入れたことを白状しました。
おこったオトカール侯爵はマックスを国から永久追放すると告げました。
しかし、「本当の罪人はもう罰を受けているのだから、マックスを１年間を反省の期間として国外へ追放し、その後晴れて森林官として迎え、アガーテとの結婚を許してはどうか。」という賢者のお言葉に従い、２人の結婚を認めたのでした。

神の導きにより、２人の深い絆と信頼が国に幸福をもたらしのでした。

～フィナーレ～

「♪フィナーレ」

 

～アンコール～　「♪BELIEVE」

 

～団長挨拶・花束贈呈・全体合唱～

 

団長によるお礼の挨拶の後、お世話になった先生方へ花束の贈呈を行いました。
最後は、保護者も加わり、会場の皆様と「♪忘れないで」の全体合唱を行いました

		今年の定期演奏会も無事終了しました。 ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

 

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